サロン開業ストーリー②

開業ストーリー

セラピストは私に向いていない…

そう自分の中で理解し、私は無難に家から近くの大学の経済学部を卒業し、地元の中では優良企業として認知されている自動車関係の企業の事務として入社しました。

社員数も1000人以上の大きな企業で、給料面や待遇面で不満はなく、出来る限りのことは精一杯行っていました。
しかしまだまだ若かった私は今よりメンタルが強くなく、事務所の空気の悪さから来るストレスで、頻繁に胃腸炎を繰り返していました。

お金を稼ぐということは何かを我慢したり、犠牲にして得る物なのだろうと思っていました。

入社から2年ほど経過した頃、営業として車でお客様のところへ行ったり、新幹線で出張したりと、事務所から抜け出て外の空気を吸うことが出来る時間を持つことが出来ました。

移動中ぼんやりと、

こうやって何となく悪くない環境で一生過ごすものなのだろうな~

と思っていました。

そんな毎日を送る中で、数か月に一度自分へのご褒美として何かしらのリラクゼーションを受けました。

近くの温泉に行った際、施設の中にあるリラクゼーションスペースでオイルトリートメントを受けたり、タオルの上からもみほぐしてもらったり、あかすりとかもやりましたねw

それはそれは至福の時間°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

あっという間に時間は過ぎてしまって、ずっと施術して欲しい!毎日して欲しい!!と思うようになりました。

ホッとリラックスしたのも束の間。
仕事がある日はど~~~っと疲れてしまい、帰宅してまずすることは寝る事w
もう1ミリも動けないんですよね(;;´Д`)

2021年現在より若いはずの私なのに、今よりも心身ともに体力が無かったんですよね。

そんな私にとってリラクゼーションというものは、ご褒美且つなくてはなくてはならないものになって行きました。

いつか毎日施術してもらえるようになろうと思っていました。
(今では毎日施術をする側になっているのが不思議です)

つづく…

コメント

タイトルとURLをコピーしました